TechNote

とあるエンジニアのただのメモ

社内LANで WSUS+OfficeDeployTool でOfficeを新元号対応させたlog

社内LAN環境(インターネット非接続、WSUS環境)でOfficeを新元号対応させたときのlog。

なお社内にはWindows7,Windows8.1,WIndows10と、それにインストールされたOffice2010,Office2013,Office2016(Click2Run)が混在している状態。

新元号対応
元号対応

 

Office新元号対応の基本的な考え方

必要条件は下記。2側面からのアプローチが必要。

(1)OfficeDeploymentToolによるofficeバージョンアップ
(2)適切なWindows更新プログラムがあたっていること

(1)OfficeDeploymentToolについては解決済みで、別記事にまとめる。
ここでは(2)Windows更新プログラムについてのみ。

試行錯誤

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1152086.html

なお、今回のアップデートには来年5月に予定されている改元に対応するための修正も含まれている。「KB4461522」(Office 2010)、「KB4461482」(Office 2013)および「KB4461438」(Office 2016)の各更新プログラムを適用すると、「Microsoft Office」の日本語カレンダーで新しい元号を正しく表示できるようになるという。

とりあえずここに書いてあることに従って対応していこう。

WindowsUpdateCatalogにて上記cabファイルを入手するも、WSUSへどう乗せるかという問題がある。とりあえず1台のマシンにインストールを試みるが、cabファイルを使ってどうやってインストールする?少し調べるが「dicmコマンド→イメージ??何???」という状態で、この方向であたっていくと時間がかかりそう。

https://qa.itmedia.co.jp/qa9236376.html

キャビネットファイルは Windows と Office のものがあり、Windows は dism コマンドでそのまま適用できますが、
Office の場合は、expand コマンドでファイルを展開して、.msp ファイルを取り出してあげる必要があります。

mspファイルを取り出せばいいのか...よし取り出した。

mspファイルはコマンドラインから実行可能
https://www.projectgroup.info/tips/XenApp/XA600W2K8R2_0013.html

msiexec /i <実行するmspファイル名>

実行するも下記メッセージ。

インストールパッケージを開くことができませんでした。
アプリケーションベンダーに問い合わせ、このパッケージが有効なWindowsインストーラーパッケージであることを確認してください。

また一方で、下記の記事を発見。

OFFICE2013改元対応できない
https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/all/office2013%E6%94%B9%E5%85%83%E5%AF%BE%E5%BF%9C/5aba4546-9041-4fe2-8c46-8420a0c71abb

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4478844/office-updates-for-new-japanese-era
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4484800/january-2019-updates-for-microsoft-office

Office2013については一旦保留にしよう。


先にOffice2016について対応していこう。

結局cabのインストール方法がわからないため、ダウンロードセンターからexeを入手

Microsoft Office 2016 (KB4461438) 64 ビット版 の更新プログラム」
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/confirmation.aspx?id=57487

32bit版を実行する(弊社Office2016はこれ)

このパッケージをシステムにインストールすることによって影響を受ける製品はありません

念のため64bit版も実行してみる。

このパッケージをシステムにインストールすることによって影響を受ける製品はありません

同じく何も起こらない。


Office 2016の“更新”の謎に迫る (1/3)
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1603/23/news020.html

「ダウンロードセンター」サイトからダウンロードしてインストールしようとしても、「影響を受ける製品はありません」と表示され、インストールできなかったという経験はないでしょうか。これも、同じ理由です。ダウンロードセンターサイトから入手できるOffice 2013以降向けの更新プログラムは、ボリュームライセンス製品(およびMSDNサブスクライバー向けOffice 2013)向けのものです

そういうことか。


ここで初めてこれを読む。一番先にチェックしておくべきところ。
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/427/427428/

日本の元号の変更について - KB4469068
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4469068/summary-of-new-japanese-era-updates-kb4469068

Win7,Win8.1は下記ブログを参照を」とのこと
https://techcommunity.microsoft.com/t5/Windows-Blog-Archive/More-on-Windows-7-and-Windows-8-1-servicing-changes/ba-p/166783
→読解できないので後回し。

結局決め手はこれ。Win8.1。
2019 年 4 月 26 日 ? KB4493443 (マンスリー ロールアップのプレビュー)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4493443/windows-8-1-update-kb4493443

1台に手動であててみると、Excelで新元号「令和」が表示された。
KB4493443がWSUS配信されていなかったようだ。

これだけ手動であてるというもの抵抗があるが、WSUSが取得できていないものを、決め打ちでどう取得させるかというのも追及に時間がかかりそうなので、ここは手動対応とする。

なお、msuのあて方は下記。wusaコマンドを使う。

C:\Windows\System32\wusa C:\temp\windows8.1-kb4493443-x64_a5c122b8882f0e6c73e32056e1703c0ac9f08c5b.msu /quiet /norestart /log:updatelog.txt

引数はサイレントインストール、再起動しない、ログを残すという指定をしている。
あとでバッチ化して、Win7,Win8.1,Win10それぞれに応じたものがあたるように条件分岐させる。


Win7についても同様。これが決め手。

2019 年 4 月 26 日 ? KB4493453 (マンスリー ロールアップのプレビュー)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4493453/windows-7-update-kb4493453

KB4493453がWSUS配信されていなかったので、Windowsカタログよりスタンドアロン版をダウンロードして1台に手動であててみると、Excelで新元号「令和」が表示された。

C:\Windows\System32\wusa C:\temp\windows6.1-kb4493453-x86_4bce020164a25155bc4c174fb0ab9a98ff027e96.msu /quiet /norestart /log:updatelog.txt

 

Office2010に関しては下記が必要とのこと。

KB4462172、KB4462187、KB4462177、KB4461579、KB4464520、KB2589339、KB4461626、KB4462223

一つ一つスタンドアロン版をダウンロードして、実行するも「この製品はすでにインストールされています」がでる。

結局これも、Windows7にKB4493453がなかった(WSUS配信されていなかった)ことが原因だった。KB4493453を手動であててみると解決した。


Windows10に関してはビルド1709(Fall Creators Update)を使用している。
KB4493440(累積の更新プログラム)のmsuをあてることで新元号表示することを確認した。ファイルサイズ1GB以上ある。

Officeの新元号対応の確認方法

元号対応の確認方法としては、下記をExcelのセルに貼り付けるのみ。

=TEXT(TODAY(),"ggge年m月d日")

以上。