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TechNote

とあるエンジニアのただのメモ

斎藤孝 オススメ本(1) 頭がいいとは、文脈力である。

自分が大きく影響を受けた斎藤孝氏の著書の数々に関して、一度もメモを残してなかったので、思いつくままに残していく。

頭がいいとは、文脈力である。

「頭がいい」とは、文脈力である。

「頭がいい」とは、文脈力である。

この本で初めて斎藤孝氏に出会い感銘を受けた。8年前くらいに出会って以来、定期的に読み返している大事な一冊。

目次からだけでも素晴らしい内容であることがわかる

(目次の一例)

  • 「頭がいい」と人は幸せを感じる
  • 意味をつかまえることには充実感がある
  • 現実を把握する力こそが文脈力だ
  • 頭を鍛えることは一種のスポーツ

頭がいいというのは状態のことであって、頭のいい状態は誰にでも存在する。マラソンで練習を重ねて走行距離を伸ばすように、誰でも頭のいい状態は鍛えることで少しずつ伸ばすことができる。かなり勇気をもらった部分。

文脈力を鍛えるトレーニング法などが紹介されていたが、当時はここまではちょっと難しそうだなーという感想をもっていた。ただ、読んでは寝かせ、読んでは寝かせ、と何度も繰り返しているうちに、だんだん脳ミソの中で理解が深まったのか、気がつけば現実世界で文脈力というものを発揮できるようになっている自分がいた。この本によって「文脈力」という概念をまず知ることができたというのが大きいのだと思う。

何でもそうだけど、知識としては習得したと思っていても、実際に脳が消化して実践出来るようになるまでには時間差がある。ただし習得したと意識的に思っていないことも、概念を知っておくだけで、いつの間にか脳が勝手に消化し、できるようになってることもあるのだと気がついた。(本の内容とは全く関係ないが)

1分で大切なことを伝える技術

1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)

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似たようなことを他の著書でもいっているが、あくまで「この本」の中で印象的だったところ。

手元にいつも欧米人を

意味のあることを自分が話しているかをチェックする手段として、「手元にいつも欧米人を」という面白い合い言葉が紹介されている。

欧米では日本のように情緒溢れる言葉は重視されず、常に意味のある意見が求められることから「欧米人がいつも喉元に険を突きつけて監視している」というイメージをもつことで、自分の発言に気をつけるのはどうかという著者の提案である。さらに、実際にのど元に自分のペンを突きつけていて、意味が曖昧になってきたらペンで突くことで、身体にしみ込ませることも(軽く)提案している。
こうすることで、意味のある発言をするには、しっかりしたメモをとっておく必要があることに気づくはずだという。

万能!川のフォーマット

「川のフォーマット」の話も印象的。
人に説明をするときに、話し手と聞き手の間には川(知識の断絶を意味する)が流れていて、そこに踏み石をおくイメージで説明を考える。踏み石によって、聞き手が知らなかった話を「知る」まで辿り付かせてやる。

辿りつかせ方は様々あり、聞き手が感激するような辿りつかせ方をすると「いい話をきいた」ということになる。聞き手もわかりきった話など聞きたくないので、うまく導いて達成感を与えてやる必要がある。

言語によって喚起されたイメージが共有されると興奮が生まれる

「言語によって喚起されたイメージが共有されると興奮が生まれる」という言葉もなかなか強い。
映像では完成されたイメージであるが、見た映像について共有して語りあうこと以上に、言葉を想像力によって補いながら語りあう方が価値がある、という話。


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