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事務屋のおぼえがき

興味深い研究結果! 機嫌が悪いときほど人はクリエイティブになるのか?

下記のような記事を読みました。この記事には「ネガティブな感情を仕事に向けることで、大きな成果を得ているという研究結果が出た」ということが紹介されています。
www.lifehacker.jp

これはとても興味深い研究結果です。この記事を読んで、以前から自分が思っていたところとリンクする部分があるので考えを残しておきたいと思います。




1.以前から考えていた「不機嫌」に関すること

以前からわたしは、集中状態にある時(特にプログラムを書いているとき)に人に話しかけられると、ついつい不機嫌な反応をしてしまうことが多くありました。また周囲に同様のプログラマを見かけたことも多くありました。


また、SIerを卒業し、社内情シス部門と呼ばれる事務系業務とプログミンングが半々という環境に身を移してからも、事務作業をしているときより、プログラムを書いている時間に話しかけられた場合に不機嫌な対応になってしまう確率が高い気がしていました。


このような現象を常々不思議に思っていたので、、「プログラマ」と「不機嫌」って何か関係があるのかなーと思い、ときどき「プログラマ 不機嫌」などでググってみたりするも、思ったような豊富な検索結果が出てきませんでした。

ただ、少ない検索結果の中に次の記事がありました。


コミュ力不足なわけじゃない! PGが不機嫌になる本当の理由 - わたしの愛するエンジニアライフ


この記事の主旨はあくまで「作業中に話しかけると不機嫌になるプログラマに対してとるべき対応」みたいなことですが、このような記事があるということは、やはり世間一般にも、作業中に話しかけると不機嫌な対応をとるプログラマは多くみかけられるということでしょう。


この記事により「やはり作業中に不機嫌になるプログラマは多く存在する」という確証は得られたものの、やはりプログラマの少ない職場でこのような対応を続けていても、ただの嫌われ者になってしまいます。

そのことを危惧した私は、下記の本を読みました。




詳しい感想は「斎藤孝 オススメ本(6) 上機嫌の作法」へ書いていますので省略させていただきます。

kojikoji75.hatenablog.com

この本を読んだことで、「上機嫌であることは社会人としてのマナーの一つである」という考え方を取り入れることができましたが、それでもプログラムを書いているとき、ことさら集中度が高いときに邪魔をされると不機嫌な対応をとってしまうことは防ぎようがありませんでした。


さらに、それと平行して経験的に気付いたのは、「コミュニケーションが良好なときはプログラミング作業がイマイチはかどらない」ということでした。逆に「プログラミング作業がうまくいっているときはコミュニケーションが下手になる」という傾向もあることに気づきました。



2.「機嫌が悪いときほど人はクリエイティブになるという研究結果」との関連


上記のような経験を踏まえ、機嫌が悪いときほど人はクリエイティブになるという研究結果を読んだとき、少し答えに近づいた気がしました。

「機嫌が悪いときほど人はクリエイティブになる」という研究結果が出ているのだったら、「クリエイティブな状態を得るために無意識に不機嫌になる」ということがあってもおかしくないのではないか?

ちょっとムリヤリすぎる仮説でしょうか。

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